太陽光発電

太陽光発電って儲かるの???

更新日:

こんばんは、アルキミスタです( ・Д・)

 

 

さてさて、今回は太陽光発電についてです。

 

 

これも凄く相談が多いんですよね。実は。

 

 

実は私も太陽光発電所を所有しており、自分で確定申告までやっているので、かなり詳しいですので、今回の議題にさせて頂きます(。・ω・)ノ

 

一時期太陽光ブームみたいなのがあって、いろんな投資家の方々が太陽光に手を出し始め、至る所に太陽光発電所が見られるようになりました。

 

 

環境にいいという謳い文句ですが、太陽光発電所を作るにあたり、森林を伐採したりするのを見たら、環境破壊にも見えなくもないですね(^_^;)w

 

さて、今日の本題です。

 

 

『太陽光発電』って儲かるの???

 

 

について考えていきましょう。

 

 

太陽光発電投資とは、太陽光パネルを設置し、発電した電力を電力会社に買い取ってもらって収益を上げる投資のことです。

 

メリットとしては。。。

 

①晴れていれば安定した収入が手に入る。

 

②アパートと違い空室リスクがない

 

③屋根の形状によってはアパートの上に設置できる

といったメリットがあります。

 

 

①番の晴れていれば安定した収入が手に入る太陽光発電ですが、基本的に太陽光発電所は晴天日が多い地域が向いています。

 

一番理想的なのは九州ですね。

 

 

逆に、北海道、東北など雪が多い地域では向きません。

 

 

晴れていれば、かなりの収益を生み出すことが可能です。

 

なんたって、太陽が照っていればお金を生み出すのですから、楽しいことこの上ないです( ´∀`)

 

 

②については、そのままの意味です。

 

空室リスクがないから、凄く気が楽ですよね(*´・ω・`)

 

雨の日が続いたりすると、イライラしたりしますけどねww

 

ですので、当然ですが雨が多い地域も向いていません。

 

 

ピーク時では、太陽光用地を探す業者が増え、九州のド田舎の土地がよく売れていたものです

 

基本的に太陽光用地は固定資産税評価額が低い地域に設置します。

 

何故なら土地が高いと収支が合わないから( ̄ー ̄)

 

 

土地代は、坪1万円以内とかが理想です。

 

都心部では絶対に収支が合いませんw

 

 

③についてですか、アパートの上に設置する場合、土地代がかからないので、割安で設置することができます。

 

一軒家の上に太陽光パネルが乗っている家を見かけますよね?

 

あれは、土地代がかかってないので、土地から買うのに比べると安価で設置できます(・∀・)

 

ここまではいい話( ・ω・)

 

 

 

さて、次はデメリットです。

 

①償却資産税が高い

これは、固定資産税の太陽光パネルバージョンと思って下さい。

 

 

太陽光パネルは、固定資産税がないかわりに、償却資産税というものがかかります。

 

これがまた

 

高い!!!

 

んです。

 

『こんなにかかるの?』

 

というくらいかかります。

 

 

私が九州の田舎に太陽光パネルをもってましたが、年間の税金が土地も合わせて200,000円を越えていました(。-ω-)

 

ただパネルを設置しているだけなのに。。。

 

②固定資産税の軽減がない

 

これは、土地についての話です。

 

土地の上にアパートを建てると、土地の固定資産税の軽減があります。

しかし、太陽光パネルは建物ではないので、一切軽減がありません。。

 

つまり、収支を圧迫してしまうわけです。

 

税金ってバカにならないですからね( -д-)ノ

 

 

③草刈りが大変

 

 

これは、主に野立て(土地を買って太陽光を敷き詰める)に関係する話です。

土地が200坪とか300坪とかですので、まあバカになりませんwww

 

自分で刈るにも大変ですし、業者に任せてもお金が掛かります(TДT)

対策としては、防草シートを敷き詰める事である程度は軽減できます。

 

なかなか費用は掛かりますが、やらないよりやったほうがいいです。後々の手間を考えても。

そして大事なのが

 

④売電単価が年々下がってきていて、今から始めるのは少しキツイ

 

10kw以上の場合、全量買い取りといって、売電した電力は20年間固定で買取してもらえる制度になっています。

この固定買取金額が、年々下がっています。

 

 

昔は40円以上だった買取金額が、今は半額以下になっています。

 

 

ですので、今から始めても、昔ほど利益が出ません。。。

そして。。。最後のデメリット

 

 

⑤出力制御が必須になってしまった

 

ピーク時の太陽光は、発電した分だけ電力会社が買い取っていました。

しかし、今から始めた場合は必ず

 

『発電して電力が不要な場合、買取しませんよ』という特約がつきます。

 

これにより、太陽光発電の需要は下降していっております。

銀行も、軒並み融資をしなくなりました。

 

一部の信販系は融資をしますが、金利が高かったりで条件が悪いです。

 

金利で2%後半とかですかね。

 

ですので、今から太陽光を始めるのは、現実的に厳しいと思います。

 

ただ、国金(日本政策金融公庫)は、内容によっては安い金利で貸してくれる場合がありますので、よほどいい条件であれば、相談してみるのもいいかもしれません。

 

私も太陽光発電で国金にお世話になっていますが、金利は1%前半です。

 

 

ここまで簡単ではありますが説明させて頂きました。

 

ただ、実例を見るのが一番だと思いますので

 

私の太陽光発電所の収支を見ていきましょう!!!

 

※複数ありますが、一番わかりやすい50kwの野立ての全量買い取りでお話します。

 

 

売電単価  32.00円(税込34.56円)

収支

年間売電収入    2,304,201円

合計          2,304,201円

支出

固定資産税、償却資産税  200,100円

除草剤   10,800円

草刈   自力でしたので無料

電気代  4,231円

合計           215,131円

 

2304201円-215,131円=2,089,070円

 

となりました。

収支自体は悪くないのですが、問題はここから。

 

そう、確定申告です。。。。

 

太陽光はアパートと違って、経費の使える幅が極端に狭いです。

 

接待交際費も不自然です。

 

『太陽光を運営するのに接待交際費がなぜいるの?』

 

と税務署からつっこまれたら、何も言えませんwww

 

つまり、経費で利益を調整しにくいんです。

 

まともに申告したら、なかなかの税金をとられますので覚悟して下さい(´Д⊂)

 

 

以上の話をまとめると。。。。

 

『太陽光自体は投資として悪くないが、所得税や償却資産税等でキャッシュフローが残りにくいので、想像よりも手残りが少ない。大規模でやらないとあまり利益は出ない』

 

となります。

 

他の投資と同時にやらないと、今からは厳しいでしょうね(*・ω・)ノ

 

ではまた( ̄∠  ̄ )ノ

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